あなたの歯磨き、間違っていませんか?
口の中の状態は各個人によってかなり違っています。
正しいブラッシング(磨き方、歯ブラシの選択)で歯周病を予防しましょう。
力の入れすぎによる摩擦 |
歯ブラシを縦にしてていねいに |
歯間ブラシを使って |
さし歯が歯肉を圧迫し、うっ血を起こしているので出血しやすい |
歯間に毛先を入れて歯肉のマッサージ |
入れ歯のバネのかかる歯はむし歯や歯周病になりやすい |
01, 力を入れすぎないように(歯がすり減ってしまいます)
02, 歯ブラシの大きさは小さめに(歯並びが悪いと小回りがききません)
03, 歯磨剤は必要最低限に(少なくても十分効果があります)
04, 毛先を歯と歯、もしくは歯と歯肉の間に入れてていねいに
05, 歯周病で出血しやすい人は柔らかめの歯ブラシで歯肉のマッサージをする感じで
歯周病の予防には、歯間ブラシやデンタルフロスを用いたセルフケアが進められますが、どうしてもみがき残しができるもの。そこで、歯科医師・歯科衛生士の出番です。
プラークが石灰化してできる歯石は、歯科医院でとってもらいましょう。
軽い歯肉炎の段階なら、歯石の除去だけで治ることも多いものです。さらに重症化すると、病巣をきれいにするための外科処置などを行いますが、糖尿病の患者さんや心臓に不安がある方は、抗生物質などの服薬で経過を見た方がよい場合があります。
歯科医院を受診する際は、口の中の状態だけでなく、全身の健康状態を正確に伝えましょう。飲んでいる薬などがあれば、メモにしたり、処方箋のコピーなどを持参されることをおすすめします。